脱毛には病院でおこなう医療脱毛と、エステで行うサロン脱毛があります。

医療脱毛は医師の診察を受けて病院で使う照射力が高い機械を使うため、より効果が高くサロン脱毛より早く抜けると考えられます。

医療脱毛ではどれくらいの回数で毛が抜けることになるのでしょうか。

少ない回数で脱毛したいなら「医療脱毛」を選ぼう

脱毛をするのなら、少ない回数でできる医療脱毛がおすすめです。

抜け方や場所によって回数が増えることもありますが、病院で行う医療脱毛のほうが回数が少なく脱毛ができます。

医療脱毛とは

医療脱毛とは、医師の指示のもと病院で行う脱毛のことです。

肌の状態を見てもらってしっかりカウンセリングを受けた後、その人にとって適切な脱毛をしていきます。

医療脱毛とサロン脱毛の違い

医療脱毛とは医師の診察のもと、病院で脱毛をおこないます。

一方でサロン脱毛は、プロのエステティシャンなどが専用の機械を使って脱毛をおこないます。

一番の違いは医師の管轄内かどうか、使う機械が違うことです。

病院で行う脱毛は、その威力がエステでする脱毛より高いものとなります。

医療脱毛の効果が現れるまでの回数

医療脱毛をするとその場で毛が抜けきれいにはなりますが、次回生えてこないわけではありません。

ある程度回数を重ねることで、完全に毛が抜け落ち、やがて生えてこなくなる仕組みです。

自己処理が楽になるまでの回数

自己処理が楽になるまでの回数は、個人差も大きいですが3、4回程度と考えられます。

一度でもきれいに毛がなくなりますが、時間が経てばまた毛が生えてきます。

自己処理が不要になるまでの回数

5、6回医療脱毛をすると、毛がほとんど抜け落ちて、生えてくる毛も薄くなってくる状態です。

黒くて太かった毛が、細くて薄くなり、生えてくる毛も目立たなくなってきます。

永久脱毛までの回数

永久脱毛までの回数は7、8回程度となります。

毛の濃さは個人差もあり、使う機械の照射力がいかに毛根に働きかけるかにもよるため、抜けやすい人はもっと速いです。

【部位別】医療脱毛にかかる回数

医療脱毛にかかる回数は、病院に通う回数になります。

場所によって大きさや、照射量の反応も違うこともあり、一概に回数が決められるものでもありません。

個人差も大きいため、あくまで目安となります。

顔は産毛を処理することにより、肌のトーンが明るくなったり、化粧乗りがよくなるというメリットがあります。

効果を感じられるのは3~5回くらいですが、完全に抜けたと感じるときは8回くらいとも言えます。

顔は、お肌が敏感で女性はホルモンバランスの影響を受けやすい場所です。

そのため肌荒れしないように様子を見ながらおこなうと、照射力を調整して回数が増えることがあります。

腕・脚

脱毛をする場所として人気の腕と足は、脱毛する範囲も多く、永久脱毛が終われば自己処理もなくなりかなり楽になります。

腕も足も体格や身長により大きさが変わってくる部分ではありますが、毛が抜けてきたと感じるには7回から8回程度かかります。

黒くて太い毛が生えている場合、薄くなることできれいに見えるようになるため、効果を感じや少なることもあります。

お腹・背中

夏の暑い時期や水着の時期に肌が見える部分として気になるのがお腹や背中です。

産毛ですので、抜けるまでが比較的早めですが、範囲が広いため6回程度は抜けるまでにかかります。

脱毛が完了すればビキニの水着も怖くありません。

ワキ

一番人気のワキは、脱毛の場所として気になるところです。

範囲は狭いのですが、生えている毛が太くて黒かったり、自己流の自己処理をしていて、思ったより効果が出にくいことがあります。

毛抜きで毛を抜いて毛が埋まっている状態や、毛穴が炎症を起こすことも多いところです。

抜けてきたと感じるには5回程度、きれいになったと感じるには8回程度かかるといえます。

VIO

デリケートな場所の脱毛も医療にお任せできれば、肌の状態も心配がありません。

しかしながら毛が太く黒い部分もあるため、脱毛の効果を感じるには6回程度かかります。

場合によっては生理の時に脱毛の処理ができないこともあったり、回数はかからなくても時間が余分にかかることがあります。

少ない回数で医療脱毛の効果を実感する方法

医療脱毛の効果を少ない回数で感じるようにするためには、ある程度の工夫が必要です。

病院から指示を受けることもありますが、自分で気を付けることも大切です。

毛周期に合わせて施術を受ける

毛は、生える時期、成長する時期、抜ける時期などの周期を繰り返しながら生え変わりをしています。

それぞれ時期によって抜けやすい時期、効果が出にくい時期などがあります。

病院から指示を受けることもありますが、指示通り毛周期に合った施術をすることで効果がでやすいです。

自分の肌や毛に合った脱毛機を選ぶ

医療脱毛はその病院で取り扱う脱毛の専用の機械を使って脱毛をします。

エステでの脱毛に比べると、医師の監修のもとになるため効力が強いです。

もしトラブルが起きても医師の診察を受けることになりますが、肌が弱い場合テスト照射を受けることも大切です。

トラブルがないことを確認して、脱毛器を選ぶこともよいです。

保湿ケアや日焼け対策を怠らない

脱毛は強い照射が黒いものに反応して毛が抜ける仕組みです。

周辺の肌は軽いやけどをしている状態に近く、脱毛の後は十分な保湿が必要です。

軽いやけどの後に日焼けをしてしまうと、赤みが取れない状態でやがて炎症が起こります。

今肌トラブルを起こさないためにも、次回指示された時期に脱毛をおこなうためにも、日頃から保湿や日焼け対策をしっかり行うことです。

まとめ

医療脱毛はサロン脱毛より少ない回数で脱毛できます。

サロン脱毛はプロのエステティシャンが行う脱毛ですが、医療脱毛は病院で医師の管轄のもと脱毛をします。

使う機械も医療脱毛のほうが効果が高めで、何かトラブルがあってもすぐに対処できるようになっています。

医療脱毛では、一度でもある程度きれいな状態にはなりますが、薄くなって完全に抜けてきて、再度生えてこない状態にするためには、7、8回程度の施術が必要です。

脱毛する場所の広さ、毛の量や太さなど個人差が大きい部分もありますが、目安として考えておくとよいです。